バイトの送別会。かつての同級生がいなくなってしまうのは少し寂しい。だけど、いなくなってしまう前に彼と仲良くすることができたのは本当に良かったと思う。彼とは今後もできれば良い関係を築きたいと思う。
幹事をしたので、会計はわたしが担当した。しかし、会計を済ませて店の外へ出たら誰もいなかったのはさすがに面食らった。まあ、みんな終電があったのだから仕方が無い。自身は終電に関係がなかったのでその点の気遣いが足りなかったようだ。見事に誰も居なかったので独り淋しく家路に着いたのだが、途中で一人からメールが来たので進路を逆方向に変えて駅前のファミレスに向かった。皆で終電に乗り遅れたのかと心配したが、ファミレスに着いてみたら2人しかおらず、聞けばそのうちの一人が終電を逃したようだった。その一人は、わたしが会計をするのをほとんど最後まで付き合ってくれた人だったから申し訳なく思い、別に役に立つ訳でもないのだが、一緒に彼女の迎えが来るのを待ってみたりした。結局、彼女の弟が車で迎えに来るまで待ったのだが、視力が悪くて(あるいは酔っていて)弟の顔は把握できなかったようだ。(もう一人からお前は何もわかっていないと指摘された)でも、よく似た眼鏡をかけていることはわかった。
見送りの後、家に帰ると母がまだ起きていて、事の顛末を聞いてくれた。わたしは満足して日記を書き、これから眠りにつくところだ。